目頭下から頬にかけての赤みに長年悩んできた。ブルベ夏の薄肌族は赤みがでやすいというし。私はちょっとしたマルチタスクですぐ頭に血が上り火照りやすくもあり、さらに花粉や大気の何かに反応して赤くなることもあり、赤み素養が多い。
ベースメイクを頑張っても、意図しない赤み(チークじゃないやつ)があるとどうにも垢抜けない。片思いする女学生のように初々しい赤みならまだいいんですが。自分ときたら赤みとくすみが融合して赤黒くなり、青白いとは別ベクトルの顔色の悪さです。
そんな赤みよ、どうにかなれーーっと試した化粧下地やコンシーラーをまとめた。全部お気に入りです、順位はありません、みんなちがってみんなイイです。
ウォンジョンヨ トーンアップベースNA(青)
韓国アイドルメイクで有名なメイクアップアーティスト、ウォンジョンヨ先生のコスメブランド。生活導線にあるショップインで、見かける度に売り切れてるんでブランドそのものが人気そう。
私が買ったのはウォンジョンヨ トーンアップベースNA、青色の下地ですが、商品名がややこしいんですよね。
黄色、ピンク、ブルーで、同じ形状の容器してるから見た目は同シリーズの色バリっぽいですが、実は黄色とピンクはトーンアップベース。ブルーだけトーンアップベースNA。NAはおそらくナチュラルだと思われる。
白っぽいブルー。スカッと晴れた空の色のようにくすみゼロ。
テクスチャーは軽く、伸びよく、今日取り上げる商品の中では一番さらっとしてる。
さぞかし保湿力がありそうな濃厚なものより、さらっとしているようで乾燥は気にならないよ、という方が好みです。ウォンジョンヨはそんなタイプ。
公式で見てみたらシルバーパールinの記載があったけど初めて知った・・!というくらいシルバーパールは主張していない。
塗りはじめの段階ではちゃんと青い。一瞬、とてつもなく体調が悪い人に見えます。
しっかり馴染ませるとあら不思議、肌が澄み切ってトーンアップ。不自然さ皆無。
この落差に毎回感動しちゃうんだよな。青いもの塗りました感は全然ありません。
こちらは赤みカバーは他の商品より低めですが、くすみが面白いくらい飛ぶ!
肌トーンアップも秀逸で、やみくもに肌を明るくするだけじゃない。変に白っぽくもピンクぽくもならず、「青」とゆー色の力で温度感を沈静しつつ明るくしてくれるイメージなんだ。伝わりませんよね。
へーこれが本当の土気色かあと思うような顔色でも、呪いから解き放たれた泉のように澄む。
色が色なんでファンデ前にコントロールカラーにして使うつもりでいたが、この工程で使ってる↓
無色の日焼け止め→ウォンジョンヨ青を肌の中央だけ→パウダー
ベージュとかイエローとか、肌色をまったく使わないのに。青色だけですっごく肌が綺麗に見えるのがすごいです。
しかも、メイク持ちも綺麗。夕方になっても顔色が澄んでいる。
イプサ コントロールベイスe イエロー
イプサの診断によれば、私の肌に黄色の光が足りないということで、勧められたイプサ コントロールベイスe(イエロー)。リニューアルなどあったと思いますが、昔からある気がする。
液は容器と完全に同じカラー。真っ黄色ではなく白みイエローです。
テクスチャーは滑らかで程よいしっとりさがデパコスっぽー。
赤み補正力は今日の中では2番かな、ナチュラルさは1番!
ブルベ夏にはイエローが黄ぐすみに転ばないか不安でしたが、塗り広げた肌には「黄」を感じさせない、ベージュ、オークルなどを塗っているのと同じような感覚で使えるけど、赤みは抑えてくれる色。
肌トーン、パーソナルカラー、肌質など選ばなそうで。どんな方にも安定して使えそうだから、赤みに悩む方がいたらまずお勧めしたい。
夕方の崩れが汚くならないのもデパコスらしいところ。そこまで高くないし、パール1粒ほどの量で顔の中心部分を網羅できるからコスパも良好です。
リリミュウ トーンアップカラープライマー ラベンダー
一昨年に購入しベスコスにするくらい気に入ったものです。今でもよく使う。
リリミュウはさっしーのブランドですね。リリミュウ トーンアップカラープライマーは
ピンク、ラベンダー、グリーン、イエロー、ブルーの5色展開。注意すべきなのは色によって質感が違うことです。
ピンク/ラベンダー→ツヤ
グリーン/イエロー/ブルー→スムース(マットとは書いてない)
ラベンダー下地って商品によって色が違いますが、リリミュウは青みが強め。コスデコみたくピンクみラベンダーは血色よくなりそうだけど、リリミュウ紫は少し系統が違うかな。もう少し寒色で涼しげ。
ウォンジョンヨとリリミュウは似ていて、赤みカバーが低いのも同じ、伸び広げやすく薄く密着するところも似ています。
私的には透明感を出しつつ、ツヤッツヤにしたい時はリリミュウ紫。
顔色の整い方はウォンジョンヨの方が好み。
リリミュウのツヤツヤがかなり主張します。これは赤みが全然気にならないし透明感も足りてます、という(うらやましい)方でも、ツヤ肌好きなら本当おすすめー。
液自体はベタベタしてないから、パールの密度でツヤを出してくれてるんだけど、
リリミュウの発するパール光は、ファンデの下からはっきり浮かび上がり、この下地を塗ったから、このツヤ感が出てますと納得がいくんですよ!
青パール配合だそうでこれまた黄み肌ブルベと相性がいいのかも。
夕方になってもツヤの持続性たかしで、デパコス並という言葉を多用したくないのだけど、デパコス並だと思ってる。
全顔に塗るとパールの力で青魚になります。初めての時やらかしてしまい、リカバリー不能なほど青魚になり洗顔しました。頬、鼻周り、眉上、顎で部分使いが良さげです。
KANEBO デザイニングカラーリクイド 04グリーン
KANEBO デザイニングカラーリクイドは上3つとは違いコンシーラー。同商品のオレンジが、田中みなみさんご愛用とのことで話題になったとか。04ペールグリーンを買いました。
ブルー、イエロー、パープルときて・・最後はグリーン!
意図せずバラエティ豊かになってしまった。頬の赤みにはグリーン、それは学生の頃から聞いていたほどの通説。
個人的にチャレンジカラー、グリーン。情報漁りの中でブルベには合わないとか、アラフォーには顔色悪くなるとか、ネガティブイメージができてしまって。手が伸びなかったんです。
はっきり言って
赤みだけに限って言えば最初にこれ買えば良かった。
赤み抹消パワーは今日の中で1番。消しゴムかけてるみたいに赤みが消える。それも自然に。
チップで片方の頬に2点チョンチョン、もう片方にチョンチョン。極少量を指で馴染ませるだけ。グリーンがすごいのかKANEBOがすごいのか。KANEBOがすごいんだろうな。
カバー力もさることながら、肌に一切厚みが出ることなく、溶け込むように一体化してくれる。これはコンシーラーなのか?なにかスキンケアよりの別ジャンルじゃないかと思うくらいパサパサしないし軽い。
どんなに良いコンシーラーを使ってもパサつく気がして、もう諦めていた目の下にも、KANEBOだったらもう一度信じてみようかな。オレンジ買おうかな。
赤みだけでなく黄ぐすみもすっきりする気がします。お直しポーチに速攻突っ込みました。
イプサは肌と馴染みながら赤みが散るようにカバーできたけど、KANEBOはもっと強力にカバーできました。
まとめ
本文でピックアップした商品は、どれも優秀で甲乙つけがたいです。
ざっくり使い分けするとしたら以下かな。
- ウォンジョンヨ 青
ノーファンデの日、とにかく顔色がさえない、透明感がほしい時 - イプサ黄色
ノーファンデの日、赤みがやや気になる日、保湿感を求める時 - リリミュウ紫
透明感が欲しい、ツヤ肌にしたい日 - KANEBO緑
花粉などで赤みが強く出ている日、化粧直しの時
ご参考になったら幸いです。
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